2020年11月03日

お客様の総本山へ 御礼紀行-6

 お客様の総本山へ感謝とお礼を伝える御礼紀行の6回目は、京都の東寺(教王護国寺)へ入山してきました。現存する唯一の平安京の遺構で、わが国最初の密教寺院です。東寺には、仏法によって国の平和が護られ、その光が世界を遍照し、それぞれの思想が共存していく原理を見出し伝え、ともに力を合わせて実現されていくように、という弘法大師の願いがこめられているそうです。
 御本堂である国宝の金堂の内陣はとても広く、御本尊である薬師如来坐像と日光・月光の両脇侍菩薩立像が安置されています。桃山時代に作られた御本堂・三尊像は独特の雰囲気で、当時の威風を今に伝えています。
 重文の講堂は、室町時代に再興されたもので、今でもその優雅な姿を見ることができます。堂内には、密教の主尊である大日如来を中心とした五智如来を初め、五菩薩、五大明王、四天王、梵天、帝釈天の二十一軀が安置されています。これはお大師様の密教の教えを表現する立体曼荼羅です。その重厚で荘厳な堂内の雰囲気は圧巻で、ここにいられることがとても有難かったです。合掌しながらの参拝をお勧めします。
 お伺いさせていただいた日は平日で、人も少なめでしたので、落ち着いて拝観することができました。各地で観光客がかなり増え始めていると思います。感染防止対策をしっかりしながら、参拝されてみてはいかがでしょうか。

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金堂

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講堂

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瓢箪池から望む五重塔
posted by 誠堂 at 11:02| 御礼紀行