2022年07月21日

大津諏訪神社様 建御柱祭

 今月の3日(日)に横須賀市の大津諏訪神社様にて「建御柱(たておんばしら)」の神事が執り行われました。これは諏訪神社の御本社である信州の諏訪大社様より拝戴した下社「秋宮四」の御柱を建てる神事で、私も参加させていただきました。
 信濃国一之宮である諏訪大社様は、上社の「本宮(ほんみや)」「前宮(まえみや)」、下社の「秋宮(あきみや)」「春宮(はるみや)」という四つの境内地からなる御宮です。この諏訪大社で有名なのが、御柱祭こと式年造営御柱大祭です。数えで7年に1度、寅と申の年に斎行されるこの大祭は、4月に山出しが、5月には里曳きが氏子たちによって行われます。山出しの際の木落としや川越しは、この大祭の一番の見どころですが、フィナーレを飾るのが里曳きの最後に行われる「建御柱」です。木遣(きやり)隊や喇叭(らっぱ)隊が大きな音で盛り上げるなか、4社の周りを各4本の御柱が建ちあげられます。
 前述した「秋宮四」の御柱とは、秋宮の四番目の御柱のことで、この春まで諏訪大社に建てられていたものを拝戴して、横須賀の大津の里に建ち上げられたのです。信州より「諏訪市木遣保存会」の皆様を招き、神事は大いに盛り上がりました。息の長い声が通る木遣は素晴らしく、今回の建御柱神事の大きな見どころ・聞きどころになりました。
 諏訪大社のご祭神は、下社は女神の八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)、上社は男神の建御名方神(タケミナカタノカミ)です。2年後の御鎮座千二百年祭には、上社の御柱を建立し、上社・下社の2柱(夫婦の柱)が並び立つ予定とのことです。
 御本社の祭礼を、自分たちの地域で、その地域風に斎行して盛り上がる。今、若い人たちが、社寺に対する関心が薄れていく傾向にある中、もっと地域の社寺に目を向けてもらうためにはとても有効で、インパクトが強いものと感じました。2年後の御鎮座千二百年奉祝記念事業に向けて、今後も応援させていただこうと思っております。

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2022年06月02日

ポーラ美術館様「モネからリヒターへ」展

 箱根町仙石原にありますポーラ美術館様の開館20周年記念展「モネからリヒターへ −新収蔵作品を中心に」展を鑑賞してきました。
 この展覧会のテーマは「光」です。印象派以降の芸術家が「光」をどのように捉えて表現してきたかを目の当たりにできるとともに、近代絵画発展の流れが概観できる内容になっています。さらに20世紀以降現代までの美術作品を国内外問わず収集されていて、質の高いコレクションの多さに圧倒させられます。
 展示方法で興味深かったのは、クロード・モネの「睡蓮」とドイツの現代を代表する作家であるゲルハルト・リヒターの抽象絵画が並んで展示されていたコーナーです。前者は1907年に、後者は1987年に製作されたものです。その差80年。光をキャンバスに再現したモネとリヒターの抽象絵画では、表現こそ違いますが類似点がないわけではありません。何が同じで何が違うのか、考えながら観るのも楽しく、良い時間を過ごすことができました。
 新緑から夏へ、これから箱根は良い季節を迎えます。レジャーに、温泉に、美術鑑賞に、初夏の箱根を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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作品によって撮影可・不可がありますので留意ください

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2021年09月17日

鎌倉・長谷寺様 御足参り

 鎌倉の長谷寺様の開創は奈良時代の天平8年(736)と伝えられ、聖武天皇の御代に勅願所に定められた鎌倉屈指の古刹であります。御本尊の長谷観音こと十一面観世音菩薩立像が拝観できる観音堂、寺宝が間近で拝観できる観音ミュージアム、静謐ななかで写経や写仏ができる書院などなど見どころが満載の観光寺院です。
 私の両親も少し不思議なご縁がありました。まだ二人が結婚する前、お付き合いしていた頃に、父がスキーを楽しんでいたところ、他のスキーヤ―と激しく衝突してしまい、本来なら大怪我をしてしまうところでした。ちょうどその頃、家で待っていた母は、以前父と長谷寺様で受けた「みがわり鈴のお守」が、何もしていないのにパカッと割れたことに気がついて驚いたそうです。なんと父はほとんど無傷。その名の通り、みがわり鈴が身代わりになってくれたとのことです。
 その御本尊の長谷観音が、今年造立1300年ということで、例年であれば年に一度しか行われない「御足参り」を、今年は毎日体験することができます。(志納金は千円)感染症予防のため、授与される手ぬぐいを通じてになりますが、とてもありがたいことに、観音様の御足に触れて、参拝することができるのです。私はもう3度、お参りさせていただきました。
 平日の日中などであれば、比較的混雑は緩和されているかと思います。このありがたい機会を、皆様も是非体験されてみてはいかがでしょうか。

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長谷寺山門

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まだ残暑厳しいころで境内のウインドチャイムが涼やかな音色を奏でていました
posted by 誠堂 at 01:40| お客様の行事・催し紹介