2021年09月17日

鎌倉・長谷寺様 御足参り

 鎌倉の長谷寺様の開創は奈良時代の天平8年(736)と伝えられ、聖武天皇の御代に勅願所に定められた鎌倉屈指の古刹であります。御本尊の長谷観音こと十一面観世音菩薩立像が拝観できる観音堂、寺宝が間近で拝観できる観音ミュージアム、静謐ななかで写経や写仏ができる書院などなど見どころが満載の観光寺院です。
 私の両親も少し不思議なご縁がありました。まだ二人が結婚する前、お付き合いしていた頃に、父がスキーを楽しんでいたところ、他のスキーヤ―と激しく衝突してしまい、本来なら大怪我をしてしまうところでした。ちょうどその頃、家で待っていた母は、以前父と長谷寺様で受けた「みがわり鈴のお守」が、何もしていないのにパカッと割れたことに気がついて驚いたそうです。なんと父はほとんど無傷。その名の通り、みがわり鈴が身代わりになってくれたとのことです。
 その御本尊の長谷観音が、今年造立1300年ということで、例年であれば年に一度しか行われない「御足参り」を、今年は毎日体験することができます。(志納金は千円)感染症予防のため、授与される手ぬぐいを通じてになりますが、とてもありがたいことに、観音様の御足に触れて、参拝することができるのです。私はもう3度、お参りさせていただきました。
 平日の日中などであれば、比較的混雑は緩和されているかと思います。このありがたい機会を、皆様も是非体験されてみてはいかがでしょうか。

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長谷寺山門

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まだ残暑厳しいころで境内のウインドチャイムが涼やかな音色を奏でていました
posted by 誠堂 at 01:40| お客様の行事・催し紹介

2020年10月02日

ヨコハマトリエンナーレ2020

 ヨコハマトリエンナーレ2020を観覧してきました。ヨコハマトリエンナーレは2001年から開催されている現代アートの国際展覧会で、今回で7回目になります。今回は横浜美術館、プロット48、日本郵船歴史博物館の3会場で展観されています。

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横浜美術館会場

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日本郵船歴史博物館会場

 現代アートは、鑑賞する者がその作品を体感してどう感じるか、感性が試さると思います。同じ展示を見ても、その捉え方は観る人によって千差万別。積極的に作品を見に行って感じ取るのが楽しいです。久しぶりに現代アートを体感したのですが、とても楽しい時間を過ごすことができました。

 横浜美術館会場の中心に展示されている、今回の目玉的な作品は、ニック・ケイヴの「回転する森」。高い天井から吊り下げられ、その大きさと煌びやかさに圧倒されます。モビールは、スマイルマークやピースマークなど明るい内容が多いのですが、よく見ると危険なモチーフも…

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 強く印象に残ったのは、モレシン・アラヤリの「未知を見る彼女」。ヴァーチャルリアリティインスタレーションの作品で、不思議な仮想空間にどっぷり入り込んでしまいます。インタラクティブな体験型の作品は、好奇心が旺盛になり、楽しい経験になりました。

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 またコロナ禍にあって、入場者数制限・来館者の体温測定・アルコール消毒の徹底などなど、ミュージアムや主催者の感染症対策が徹底されていました。開催準備にあたって、尋常でない苦労があったかと思います。今日の楽しい体験も、そのご努力があってこそと感じました。スタッフの皆様に感謝したいと思います。ありがとうございます。

 ヨコハマトリエンナーレは10月11日(日)まで開催されています。有料入場エリアは事前予約が必要です。自分の感性を研ぎ澄ませに、体感してみてはいかがでしょうか。
posted by 誠堂 at 23:57| お客様の行事・催し紹介

2020年02月27日

「磁州窯と宋のやきもの」展

 前回ご紹介させていただいた静嘉堂文庫美術館様の「磁州窯と宋のやきもの」展を観覧してきました。展覧会を拝見しますと、磁州窯がかなり広域に伝播し、その装飾技法が多岐にわたっているのが理解できます。どのように装飾されているのかを説明されている大型パネルがありましたが、各作品の断面のイラストも描かれていて、とてもわかりやすかったです。近年、静嘉堂文庫美術館様の企画展では、このような装飾技法などをわかりやすく説明してあるパネルを掲出されることがありますが、とても理解しやすくありがたいです。今回出展されている作品の中で、個人的には「翡翠釉白磁鉄絵菊花文双耳香炉(元〜明時代)」の翡翠の色味がとても美しく綺麗で、長時間見入ってしまいました。
 静嘉堂様の至宝である国宝「曜変天目」や重文「油滴天目」も展観されています。3月15日(日)まで開催されていますので、足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
*注 静嘉堂文庫美術館様は、新型コロナウィルス感染症の感染予防・拡散防止のため、2020年3月2日(月)から15日(日)の期間は臨時休業になります。


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静嘉堂文庫美術館 外観

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静嘉堂文庫 外観
posted by 誠堂 at 21:15| お客様の行事・催し紹介