浄土宗大本山増上寺様の宝物展示室では、浄土宗七祖の聖冏(しょうげい)上人の600年遠忌・観智国師(かんちこくし)400年遠忌の記念展として、「聖冏上人と増上寺開山聖聡上人」「増上寺中興観智国師と徳川家康」展が、12月23日まで開催されています。
了誉(りょうよ)聖冏上人は、増上寺を開いた酉誉(ゆうよ)聖聡上人の師であり、浄土宗の奥義を五段階に分けて相伝する五重伝法を確立し、聖聡上人とともに現在の浄土宗の基礎をつくられました。
観智国師は増上寺の中興の祖とされ、徳川家康公の帰依をうけ、現在の芝の地に増上寺の大伽藍を建立しました。浄土宗法度の制定や檀林制度の整備に携わるなど、多くの偉業を成し遂げられました。
今回の展覧会では、両上人のゆかりの品々が展示されています。誠堂では、同展の展示パネルやバナーなど、グラフィック製作を担当させていただきました。
港区芝の増上寺様御本堂右手に宝物展示室の入口がございます。是非、足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
展示風景
宝物展示室入口の展覧会案内